2007年11月8日(木)
レポート:n吉 前回のエントリ、全然レポートじゃないし!!と反省。 さて、ライブの興奮も冷めやらぬうちに、JET LAG MAKERS(JLM)のアルバム、「JET HIGH!!!」を聞き込む。7曲入り(うち1曲は45秒ほどのInstrumentalだから実質6曲)と短いから、あっという間に1回転終わってしまう。じゃあ、お気に入りのあの曲までもう1回なんて言っているうちに時間も忘れて何回転も聞いてしまっている。このアルバム、すごくいいんだけど。 そもそもJLMのライブに行ったのは、ZIGGYを辞めた津谷っちが新しく始めるバンドってことで、一番最初のライブから見てるはずだ。 当初は津谷っちの存在感ないし・・・曲も作ってないようだし・・・とちょっと期待はずれではあったのだけど、それでも、ずっとJLMのライブに行ってたのは、別に津谷っちが花開く(?)日を待ってたわけじゃなくて、他のメンバーとか曲とかに魅力を感じてたからだ。 つまるところ、JLMってHIDEKIのバンドだと思う。メインライターがHIDEKIで、その魅力を高める強力なサポーターがオノチン。で、JLMの何が好きかっていうことを、最近改めて考えてみたら、やっぱりHIDEKIの魅力にあると思ったのだ。この人、すごくセンスある人って気がする。最初の頃から思っていたのは、HIDEKIって、ミュージシャンとかアーティストって肩書きより、クリエイターって言葉がぴったりするってこと。 HIDEKIって冷静で、自分の見せ方とかすごーく分かってるって気がする。ミュージシャンとかで最強なのって、実力ある人がセルフプロモーションするときが一番魅力を発揮できるし、売れる!って気がしてるんだけど、HIDEKIってそういうが出来るタイプだと思うのだ(JLM、売れてないけども・・・)。 ちょっと離れたところから自分達のことを客観視できるクールな感じ、好きだな。ソツのない感じって言うと、あんまり褒め言葉にならないかな。でも、隙のないクール感が好きかな。 で、イマイチ主張の見えないオノチンなのだが(私が見てないだけって、可能性もアリ!)。音作りにどの程度オノチンテイストが入っているのかはよく分からないけど、この人もHIDEKIと同じタイプって感じがする。JLMの要であることには間違いないし、ギターもいいし、何気にコーラスがかなりいいし、HIDEKIをめちゃくちゃ引き立てる影の立役者って気がする。もうちょっと主張あってもいいんじゃない?っても思うけど。 元々、ソロで音源も出してるみたいだし、HIDEKIが休んだときにボーカル取ったそうだし、例えばアルバムに10曲あるとしたら、1曲くらいオノチンボーカルの曲入れて欲しいなぁ。ライブでも1曲くらい歌って欲しい。 で、最初は「(バンドの)お客さん?」って感じのした津谷っち。今年に入ってからJLMの曲調がロック色を濃くしたのと同時に、津谷っちのベースの存在感すごーく高まってる。これは大きな誤算、すごく嬉しい誤算かな。メイン食材はHIDEKIとオノチンなんだけど、JLMのすごい強力なスパイスって感じで、津谷っちもJLMからはずせないメンバーになった。 で、JLM初の正式ドラムのユージン。この前のライブで一度見ただけで、今のとこ特に感想ないんだけど、この人もボーカリストとして音源出したりって過去があるそうだ。これから、個性を発揮してくれるのかな。ライブでサインしてもらったとき、ユージンにだけ握手してもらわなかったんだけど、これからそのことを深~く悔やむくらい、魅力を見せて欲しいな。 さて、今回のミニアルバムについて。前回の無料配布CDとは本気度が違う感じ。HIDEKIいわく、曲はたくさん出来てるんだけど、新曲を音源にするよりは、まずはライブでなじみの曲から音源化していくほうがいいってことで、今回のラインナップになったそう。ファンに対するホスピタリティがあるなって気がした。(どこかのバンドに対する苦言なのか?!) あと、アルバム発売に合わせたフライヤー、「JLM EXPRESS」がアルバム紹介の拡大版になってるの、かなり面白い!!こういうとこも好き。 で、CDの曲について。 RED YELLOW ライブでもおなじみの曲なのだが・・・何これ?ってくらい全然違うアレンジ!ライブではHIDEKIが「お尻を振ってくださいね~どこを振っても構わない♪」って歌ってて、雰囲気もんの曲って気がしてたら、なんかすごいかっこよいことになってる。ってか、この曲、歌詞あったんだ(笑)。私の中では赤丸急上昇中の曲。 Free この曲もライブ向けに作ったものらしいが、疾走感のある曲。これもアルバム向けアレンジでライブとは違うことになってるけど、鼻血もんのかっこよさになってる!アルバム中で1、2を争う好きな曲になった。津谷っちのベースもかなり効いてる。 ONE CARTON これはオノチン主導の曲。意外感のある曲調だったんだけど、ポップで甘くて、HIDEKIの別な魅力を引き出してる感じ。この曲もかなーりいい! GET HIGH アルバムタイトルJET HIGHの元になってる曲で、メンバーも代表曲って言ってるし、ライブでも盛り上がる曲。これは初期の頃と違ってロック色が強くなって俄然かっこよくなった曲。津谷っちのベース、かなり聞かせてくれる。 MONEY HONEY これもオノチン主導の曲。あーこういうタイプがオノチンの曲なのか~みたいな(なんのこっちゃ)。 OVER WORK 最初はピンと来なかった曲。だんだん良くなってきた。オノチンがグヤトーンってすごく弾きづらい日本の古いギターを使ってるとか。渋い。 コメント書きながら改めて聴いてみると、けっこうバリエーションあるな。ライブ楽しかったんで、思い出してところ構わず半笑い。通勤途中にアルバム聴いて、いいなぁと思って体が動いちゃう感じ。なんか、ただの変な人になってるよ。 JLM、かなりやばいくらい良くなってきてる!!
by simakitisimakiti
| 2007-11-09 00:39
| JET LAG MAKERS
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