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高木フトシ -Futoshi Takagi ソロワンマン "CORE"-(11/13 池袋 BlackHole)おまけ版
2009年11月13日(金)

レポート:n吉

誰もいないステージに、そしてステージに上がったフトシの歌の合間に流れる効果音。
鼓動の音、街の雑踏。そして奈落の底に落ちるイメージ。照明の落ちるステージ。
ここがCore・・・核なのか。冷たい空気の中、休みなく、畳み掛けるように、強いギターと叫ぶようなフトシの歌声。

オープニングから緊張感の中でこのライブの主題、3ヶ月連続リリースシングル3部作が続く。
Coreの世界は「No angel's here」で地上へ戻ってくる。「ここにはもう、天使はいない」と歌うフトシの声が優しさに満ちている。フッと緊張感が緩む中、曲を終えたフトシから「緊張した~(笑)」と一言。

愛と平和について歌う。今回だけでなく、以前から何回も聞いたフトシの発言。自分にそんなことを歌える資格があるのか、そして、愛と平和を歌っても、今、戦争がなくなるわけではない現実とのはざま。そんな中から、迷いが消えて、明確な道を進んでいるような、そんな話の色々。今年9月11日にやったロフトプラスワンでのイベント、映像とのコラボで「So」を歌ってから、迷いが吹っ切れたような、そんな感じがした。

これまで何度も聞いたことのある曲も力強さが増して、新しいステージに入っている気がする。そして、曲をきっかけにした局面の変化の話がいくつもはさまれて。

本編最後は渾身のSo。フトシの歌を聴くといつも映像が喚起される。地下のライブハウスに日が翳る。

一旦下がって、アンコールに応えて戻ってくるフトシ。「Soで全部抜けちゃったよ。まだやらせるのか」と言いつつ。「(なにがあっても)太陽はまた上ってくる。それをどう受け止めるかじゃない?」という意味のことを言いつつ、「曲は最後」と「SLIDE」へ。

その時、私にとってはフトシの世界の中の何かが繋がった感じがした。フトシソロの初めてのライブ、私が最初に聞いた曲が「SLIDE」だった。この日の最後の曲がそのときの最初の曲に繋がっていく。愛と平和。今どき流行らない?でも「いつだって笑っていたいじゃない?」というフトシの言葉、それが誰にとっても一番大切なことかもしれない。何も変わらないよ、とシニカルに何もしないことより、ほんの小さな一歩でも進むべきだと、その大切さを身を削って歌っている。

最後の最後は詩の朗読。愛と平和を歌いつつ、3部作にどうしても入れられなかったのが「核のこと」だと、それについての詩として。詩の朗読と言っても、メロディがないだけで、それは歌と代わらない迫力で迫る。いや、むしろキャッチーなメロディがない分、言葉の重みが増しているのか。歌以上に激しい、これまで知らない詩の朗読。

フトシが去ったあとのステージに再び鼓動の音が続く。そして立ち上がることが出来ない・・・。


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ライブはすごく久しぶりだったけど、その間、ずーっとフトシの曲ばかり聴いていた。今回の新たな3部作。まだちょこっと聴いただけだけど、今まで以上の力強さと優しさに満ちてる気がする。今日からリピート。
新作3部作と、ちょっと前に出たDVD。


余談だけど、ライブの動員がすごく減ったと言っていた。私の個人的見解だけど、去年のリーマンショックから今年にかけて、バブル崩壊後からの中で、景気とマインドが一番冷え込んでる気がする。動員が減っているのは、フトシの取り組みのせいじゃなく、やむにやまれぬ世間の事情のせいじゃないか、と思う。「生まれてからずっと不景気で、この頃は世間が不景気になって、ようやく自分に追いついてきた」って笑っていたけど、そのせいじゃないのかな、と思った。


ライブ入場者特典の携帯待ち受け。ライブの翌日14日の昼ごろ、アクセスしよっかな~なんてフライヤをみたら期限が「14日9時まで」。もう過ぎてる・・・(泣)。でもあきらめずアクセスしたら無事、取れました^^。ピース版も。
by simakitisimakiti | 2009-11-16 00:23 | 高木フトシ
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